コンピュータの用途

コンピュータの使用目的は たった1つ、
核磁気共鳴装置(NMR)のオプション装置としてでした。
購入者達はコンピュータ自身の開発をしていたわけでなく
たまたまその構造がコンピュータそのものの構成になっていたのです。
従ってこのコンピュータは歴史にも現れず別の形で後の世に
人類に役立つことになりました。
NMRは1次元の信号出力でしたがのちに3次元のMRIは広く世に知られるようになりました。

話を戻してコンピュータが計算していたプログラムは
積算(Accumulation)という処理で分析装置から出た信号のノイズを削減して
装置の検出限界を上げるために役立ちました。
このコンピュータのモデル名はJRA-1で JはJapan及びメーカー名の頭文字でもあり
RAはResonance Accumulatorで磁気共鳴信号積算器とでも言いましょうか。
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